毎日の潤い

ブログという言葉が出てくる前から、ネット中毒でした。

というか、活字中毒。

新聞を読まない人が多い時代ですが、

いまだに購読しているのは、紙に印刷された文字を読むのが、

好きだからだと思います。

（でもY新聞とS新聞（サンケーじゃない方）だけは購読しません。

しつこい営業のオッサンに、「思想的に合わないんで！」と言い放ち、

追い返した事がある。）

でも、何も考えず、美しいものとか可愛らしいものをただ見たい時があります。

そんな時に見るのがこちらのサイト。

「3191 Miles Apart」です。

アメリカはポートランドに住む女性二人が、

それぞれ日常生活を写真に撮り、アップしています。

被写体は食べ物だったり、部屋の片隅にあるランプだったり、花だったり。

写真がとにかくお洒落で可愛い。

でも、狙っていたり、とっつきにくい感じはしません。

だから、リラックスして見られるのかも。

このサイトを見ていると、毎日目にする当たり前の光景が、

自分にとって、すごく大事だとつくづく思う。

私の家にあるものは、こんなにお洒落じゃないけどね・・・。

ドライゼロの缶とか、メリーズとか転がってるし。

でも、死ぬ前に思い出すのは、旅行や結婚式とか特別な事じゃなく、

ダサいユニット畳が置いてあるリビングとか、

ダンナの時々言う面白いネタとか、

ミキオの洗濯物がいっぱいのベランダとか、

些細だけど幸せだった光景のような気がします。

（こういうタイトルの小説あったような・・）

そんな思い出を出来ればたくさん作っておきたいな～。

上記サイトは関連本も数冊出版されています。

先日、「A Year of Mornings」が我が家に届きました。

写真を見るだけで、物語が浮かびそうなステキ本です。

今ならアマゾンで、1645円。

一回の飲み代より安い金額です！

一瞬の憂さ晴らしより、長期的な潤いも時には必要です（for 自分）。